Windows Updateでアップデート確認だけしたい
Windows Server 2016 でサーバー運用している時、更新プログラムを当てるのではなく、更新プログラムの配信だけを確認したいときがたまにある。
何も考えず「設定」から「Windows Update」画面を起動して、「更新プログラムのチェック」ボタンを押しちゃうと、更新プログラムのチェック だけでは終わらず
(更新プログラムがあれば)
↓
ダウンロード !
↓
インストール !!
↓
OS再起動!!!
まで実行されちゃうことになる。
なので、更新プログラムの確認だけを確認したいときは、"C:\Windows\System32\ja-jp\WUA_SearchDownloadInstall.vbs"を使う必要がある。
WUA_SearchDownloadInstall.vbsの使い方は以下の通り
- コマンドプロンプトを起動。
- "cd C:\Windows\System32\ja-jp"コマンドを実行して、ディレクトリを移動。
- "cscript WUA_SearchDownloadInstall.vbs"を実行して、スクリプト起動。
- スクリプトは対話形式で起動される。
- 「すべての更新プログラム(A)」を検索するか「推奨される更新プログラム(R)」を検索するか聞かれるので、どちらかを選択。
- 更新プログラムがなければ、「適用可能な更新プログラムはありません」と表示されるので、Enterキーを押して終了する。
- 更新プログラムがあれば、「すべての更新プログラムをインストールする (A)」、「更新プログラムをインストールしない (N)」、「または単一の更新プログラムを選択する (S)」 から選ぶことができるので、「N」を入力してプログラムを終了する。
上記の画面は、全ての更新プログラムが適用されている状態。
ちなみに、WSUSとの通信がうまくいってない場合は、"C:\Windows\SoftwareDistribution\ReportingEvents.log" にエラーログが出力されているので、原因を特定できるかも。。。
参考URL
面倒な“Windows 10の更新”をスクリプト化できる新たな選択肢(その1)
https://www.atmarkit.co.jp/ait/articles/1808/06/news012.html
ReportingEvents.log の見方